ウアカリの寄生虫伝説と生態!現地ではペットで食料だった

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

あなたがこの記事で紹介する、

「ウアカリ」という猿を知っていれば、

なかなかの猿通かもしれません。

 

このウアカリ、知らないほうが普通なくらい。

 

 

絶滅が危惧されるマイナーな猿ですが、

ただインパクトだけはスゴイ!

 

 

あなたがウアカリを知らなくても大丈夫。

 

一度見たら、絶対に忘れない。

 

そう断言できちゃうほど、

ウアカリという猿の容姿は、布団をかぶって叫びたいほど、

恥ずかしい若き日の黒歴史のように、記憶中枢に刻まれるでしょう。

(すいません、煽りすぎました)

 

今回はそんなウアカリのお話です。

 

1・ウカアリとは
▶ 生態

▶ コミュニケーション方法 

2・ハゲウアカリとクロウアカリ
3・激減

 

<スポンサードリンク>

 

ウカアリとは

 

ウアカリはとにかくみっともない猿です。

 

むき出しのはげ頭と、赤い顔。

 

なのに、頭部以外の体毛はかなりフサフサという、

なんとも滑稽な姿なのです。

 

 

その赤顔がまるで人間そっくり。

 

アマゾンでは悪いことをした人間が、

神の怒りでウアカリにされるという伝説があるくらいです。

 

 

ニホンザルのように温泉に入っていたら、

普通に「ジイさん、のぼせてますよ」

と声を掛けてしまうでしょう。

 

<スポンサードリンク>

 

生態

 

奇妙な見た目のウアカリは、

南米の一部に生息する、

50cm弱しかない小型のオマキザルの一種。

 

体毛の色は赤、茶、白、黒と豊富ですが、

どうやら毛の色は生息する地域によって決まるようで、

中には二色がツートンになった、

白黒つけられない、どっちつかずのウアカリもいるのです。

 

 

生涯をほぼ水辺の樹上で過ごし、

果物でもトカゲでもなんでも食べます。

 

20m!も跳躍して、木々を移動する身の軽さで、

完全に樹上生活に特化した、

ターザンみたいな猿なんですね。

 

 

昼間は数匹のグループで行動しますが、

夜は最大で、100匹くらいの群れで集まるのだそうです。

 

 

コミュニケーション方法

 

群れで肝心なのはコミュニケーション。

 

人間の顔によく似たウアカリは、

多彩な表情で、コミュニケーションできることが知られています。

 

 

ウアカリの世界にも相手の顔を見てKYしたり、

忖度したりがある……

かどうかはわかりませんが、

「相手の顔色を見る」という行為が、

ウアカリ社会にはあるらしいのです。

 

この辺も妙に人間臭いんですね。

 

 

顔の赤さは健康状態にも左右され、

マラリアなどにかかると赤味が落ち、

より赤いほうが健康でモテモテなので、

顔を強調する方向に進化したのかもしれません。

 

 

とにかく、人間じみた赤顔のハゲ猿として、一部ではよく知られるウアカリ。

 

僕もずっとそう思っていたんですが、

ハゲていないウアカリもいるんだそうです。

 

 

ハゲウアカリとクロウアカリ

 

実はウアカリには、

ハゲウアカリとクロウアカリがいます。

 

今まで、

ハゲ前提で説明していたのはハゲウアカリ。

 

一般的にもウアカリといえば、

ハゲウアカリを指します。

 

 

クロウアカリは、ちゃんと頭もフサフサで、

変な言い方ですが、ずっと猿っぽい。

 

ハゲウアカリに比べると見た目のインパクトもありません。

 

ハゲウアカリが顔を見せるように進化したとしたら、

なぜクロウアカリはそうならなかったのでしょう?

 

 

ハゲることに意味があるとしたら、

(僕を含め)救われる人も多いでしょうに。

 

この進化の謎が解けたら、

ハゲ界に光明がさすかもしれません。

 

 

ちなみにハゲタカなんかは、

死肉に頭を突っ込んだとき、

肉内の雑菌や寄生虫が頭毛について、

病気になるのを防ぐためにハゲたらしいのですが、

ウアカリにそんな習性ないんですよねー。

 

ところで「ウアカリ」「寄生虫」といえば、

貴志祐介氏の小説『天使の囀り』

を思い浮かべる人もいるでしょう。

 

 

アマゾンでウアカリを食べたために、

ブラジル脳線虫という寄生虫に脳を操られて……

といった小説です。

 

ブラジル脳線虫は架空のものですが、

ウアカリは現地で普通に食べられるといいます。

 

 

激減

 

ウアカリは最近まで、

アマゾンの住民の安定した食料だったのです。

 

人間の顔みたいな猿を食える精神にビックリだけれど、

神の怒りに触れた悪人という伝説が忌み嫌われて、

殺すことに抵抗は少なかったのかもしれません。

 

おかげで数も減り、

今は保護されて食べられませんが、

食料にされる他にも、

ペットとして売られることも日常でした。

 

 

さらに森林開発によるウアカリ生息地の減少と、

2年に一匹しか子供を産まない、ウアカリの生態も重なって、

保護された現在も、数は回復していません。

 

ウアカリのいる動物園も、

アメリカのロサンゼルス動物園だけという頼りなさです。

 

 

野生動物ですから、寄生虫も持っていたようですが、

大きな被害になった話は出てきていません。

 

 

それでもウアカリという奇怪な猿の存在が、

ホラー小説にインスパイアと、

妙なリアリティを与えていたのは、間違いないと思います。

 

<スポンサードリンク>

 

ウアカリの生態と寄生虫伝説~まとめ~

 

なんとも風采の上がらないウアカリ。

 

どうしてもハゲキャラ属性が強いので、

そこばかりに目が行って面白がっちゃうんですが、

なかなか苦難を乗り越えてきた猿ともいえそうです

(だからハゲたのかな?)。

 

 

奇怪に見えつつ、

どこかヒトに通じるところがあるように、僕には思えるのです。

 

なんか魅せられるというか、

心奪われるんですよ。

 

ウアカリの不思議な魅力が、

多くの人に伝わってくれたら嬉しいですね。

 

<スポンサードリンク>
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください