3億年前ほどの大昔。
恐竜の時代が始まる前の頃。
『ディメトロドン』
という生き物がいました。
ちょっとマイナーで、
わからない人も多いかな。
本体は大きなトカゲっぽい、
背中に半円形の帆がある動物です。
「怪獣」のようにも見える。
この時代と、この見た目ですから、
「爬虫類のご先祖様だね」
「こいつが進化して恐竜になるのか」
と、思うところ。
ところが、
ディメトロドンは恐竜とは無関係。
爬虫類とも違う。
むしろ「人間に近い」と言ったら?
「いやいや、トカゲだろ。恐竜じゃん!」
「どこから見ても、人間とは似ても似つかないよ」
そんな反論を浴びせられるでしょう。
実はディメトロドンの時代。
両生類、爬虫類、哺乳類が、きっちり区別できなかったんです。
ディメトロドンも爬虫類になろうとしながら、哺乳類に近づいてしまった。
中途半端な「単弓類」という生物です。
結果、人間へと繋がる。
マイナーだけど、
進化史では無視できない存在なのです。
今回はそんなディメトロドンのお話。
「両生類が爬虫類になって、爬虫類が哺乳類になった」
進化がそんな順を踏んでいると思っていたら大間違い。
どっちつかずの生き物が溢れる、
「苦悩と混沌の時代」
に現れた変な動物。
ディメトロドンと、
この時代の、ややこしい生物進化をわかりやすく解説しますよ。









