マメハチドリの大きさは世界最小!生息地の条件は常夏と花

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風に飛ばされてしまいそうな程、軽い小鳥がいます。

 

マメハチドリです。

 

なにせマメハチドリは、ハガキ一枚よりも軽いのです。

 

 

ハガキの重さは3グラムほど。

 

一方、マメハチドリはというと、

たったの2グラム。

 

マメハチドリは一円玉二枚分の重さしかありません。

 

 

そもそも鳥というのは恐竜の子孫なのですが、

恐竜で最大のものがおよそ70トン。

 

サッカーの香川真司選手が1000人集まったくらいの重さです。

 

恐竜の子孫なのに、マメハチドリはその350万分の1でしかないのです。

 

 

ちょっと想像がつきませんね。

 

ハチドリの画像検索をしてみると、

どの種類も体の色がとてもきれいです。

 

マメハチドリも頭がルビーのように赤く、美しい鳥です。

 

 

さて、マメハチドリについて、もっと探ってみましょう。

 

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マメハチドリの大きさは最小なの?

 

マメハチドリの重さは約2グラムで、

世界最軽量です。

 

 

では大きさ、体長の方はどうでしょうか?

 

体長はおよそ5センチ前後。

 

やはり世界で一番小さな鳥です。

 

 

身近なものでいえばヤクルトの容器が高さ8センチですから、

あれよりも更に小さくて、

500円玉を二枚並べたくらい。

 

あるいはスマホの横幅くらいの大きさです。

 

 

本当に小さくて軽いマメハチドリですが、

そもそも鳥の骨は、

空を飛ぶために、とても軽く出来ています。

 

フライドチキンの骨を折ってみるとわかりますが、中は空洞です。

 

ですから、

カラスと豆柴は同じくらいの体長ですが、

カラスはおよそ500グラム、豆柴はおよそ5キログラムと10倍ほどの差があります。

 

 

つまり鳥は、

体重が軽いわりに、体は大きいという事です。

 

 

マメハチドリとは逆に、

世界最大の鳥はダチョウですが、

ダチョウのように飛べない鳥の骨は空洞ではありません。

 

なので、ダチョウは軽く100キロを越える重さがあります。

 

 

さて、

ダチョウは、アフリカやオーストラリアまで行かなくとも、

動物園で見られますが、

マメハチドリはどこで見る事ができるのでしょうか?

 

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日本に生息してるの?生息地は?

 

マメハチドリの食料となるのは主に花の蜜です。

 

ハチドリは進化の途中で、

他の鳥と競合になるような虫などではなく、

花の蜜を食料とするよう適応した鳥ですから、

一年中、何らかの花が咲いているようなところでないと生息できないという事です。

 

 

日本のように、

冬はほとんど花が咲かないという国では生きてはいけません。

 

ですから、生息しているのは常夏で、いつも花が咲いている地域です。

 

 

特に体の小さなマメハチドリは、それほど遠くまで飛ぶ力はありませんから、

ごく狭い範囲にしか生息できません。

 

現在確認されているのは、カリブ海の島国の、

キューバのみです。

 

 

でも何とか見てみたいし、触れてみたい。

 

ペットショップで見た事はないけど、

どうにか飼えないの?

 

そんな疑問を持つ人もいると思います。

 

 

けれど残念ながらハチドリの種類は、

ワシントン条約という、絶滅する恐れのある、

野生動植物の取引を規制する条約で保護されていて、売買はされていません。

 

ですから個人で飼うのは無理です。

 

 

それなら動物園は?

 

日本の動物園にはいないの?

と考える人もいるでしょう。

 

幾つかの動物園にハチドリが飼育されているようですが、

その中にマメハチドリはいません。

 

 

ハチドリの寿命は短く、およそ3~5年だといわれています。

 

何とか日本に連れてきても、わずかな期間で死んでしまうのです。

 

 

ハチドリを継続的に見せるには、

温室を作り、親鳥を輸入して、繁殖させるしかありません。

 

お金の面でも、労力の面でも、なかなか大変ですね。

 

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世界最小の鳥の生態~まとめ~

 

世界最小で、最軽量の鳥であるマメハチドリ。

 

残念ながら、日本で見るのは難しいですね。

 

 

どうしてもマメハチドリを見たい方は、

唯一の生息地であるキューバに飛ぶしかないようです。

 

キューバに行くには、ツアーでも最低で30万円くらいはかかるようです。

 

 

そんな余裕はないという方は、家でゆっくり動画でも見ましょう。

 

マメハチドリの動画はyoutubeをはじめ、

いろいろなサイトにアップされています。

 

部屋に花でも飾って、

動画を見ながら、マメハチドリを自分で飼っている気分になるのも、

ありではないでしょうか。

 

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