巨人族は実在していたの?正体の考察とリアル世界の巨人達!

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「巨人」といえば漫画、野球、

あるいは神話に登場するもの。

「強さ」の象徴で作られた架空の存在。

 

みんな、そう思っていますよね。

 

 

しかし、

近年世界中で巨大な遺骨が発見されている!

僕らよりはるかに大きい人間の骨ですよ。

 

「かつて巨人族がいた!」

骨という証拠があるなら認めざるを得ません。

 

 

とはいえ、現代はニュースも怪しい時代。

「いや~フェイクでしょう」

と考えるのが普通。

 

本当にいたら、僕らチビ人間は今頃滅んでますもんね。

 

 

でも、巨人族は歴史の中に、

チラチラと出てきます。

作り話と片づけられません。

 

巨人の骨は本物なのか?

巨人族の文明はあったのか?

巨人はどこに消えてしまったのか?

 

いろいろ考えてみましょう。

 

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続々発見!巨人族の遺骨

 

「巨人の骨を発掘!」

「巨人族は実在した!」

 

そんなニュースは珍しくありません。

 

 

 

例えば2008年。

ジョージアで発見された「巨人の墓」。

 

地元の農夫が、地下室のある石造りの遺跡を見つけます。

 

研究グループが調査すると、

そこには人間の遺骨が。

いや、形は僕らの骨と同じなのに、デカい!

 

計測で身長2.5~3mはあったといいます。

 

 

 

また、2015年のブルガリア。

 

7000年前から、

古代ギリシャの重要な交易地として栄えた、ヴァナルの街の遺跡発掘での話。

 

なんと、

8mにもなろうかという人間の骨が出ました。

 

 

 

嘘臭いニュースですが、

巨人の痕跡は世界中にある。

 

南米エクアドルでは7m以上の巨人の遺骨が。

アメリカの洞窟のあちこちで見つかる、

3m近い人間の骨。

 

38cmの指のミイラに、

1mを超える人間の足跡……。

震災に見舞われた東北では、

崩れた地層から巨人の骨が出てきたとか、

都市伝説みたいな話まである。

 

 

 

さらに、各地に残る巨石文明。

 

これらの事実は、巨人族がいたことを裏づけるのでしょうか?

 

ニュースの真偽を考えないといけません。

 

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巨人の骨はどこに消えた?

 

「巨人の骨発見」のニュース。

そこには共通点があります。

 

どれも「後日談がろくにない」。

 

骨が正統な機関で調査されたみたいな話がないんですよ。

 

 

つまり、

科学的に立証された巨人の骨はありません。

 

「調査される前に、当局の人間が現れて回収し、行方が知れなくなった」

といった噂はあります。

 

CIAとか、得体の知れない黒服の男たちとかに、持っていかれてしまった。

UFOの話で聞いたことあるような展開ですね。

 

「だから確証はないのである(ドヤ)!」

……と言われましても……。

あなたはどう考えるでしょう?

 

 

 

僕は、巨人の骨に信憑性はないと思います。

 

1860年代にアメリカで、

カーディフの巨人というのが話題になったことがあります。

 

3mの巨人の化石が見つかった。

報道は過熱するも、これが実は大嘘。

 

 

ジョージ・ハルという男が、金儲けのために作って、埋めて、発掘した自作自演だったんです。

 

<カーディフの巨人+合成写真の解説>

 

 

どうやら、偽巨人は昔からあるらしい。

 

増して、陰謀論なんて出てきたら、

「だめだこりゃ」です。

 

過去の巨人族の存在を、

隠す意味もわかりません。

 

 

では、巨石文明はどう説明するのでしょう。

 

 

巨石文明は巨人が作った?

 

数十トンもの石を積み上げたピラミッド。

イースター島のモアイ像。

 

カミソリ一枚も入らないインカの石組み。

巨人がいたことを証明するという、

数々の遺跡。

 

人間技じゃできそうもないですからね。

巨人がいれば仕事も捗る。

 

 

 

こういう意見を聞くと、僕はいつも思う。

「いやいや、人間もけっこう侮れないよ」と。

 

でっかい物を作りたがるのは、

人間のサガだと思うんです。

 

 

作れなさそうなものを、

創意工夫で作ってしまう。

それを自慢したい、ユーチューバーみたいなノリですよ。

 

 

 

巨大建造物は「MADE BY 人間」だからいいのです。

 

実際、

人間でも不可能じゃないことがわかっている。

巨人じゃなくても問題ありません。

 

 

 

「やっぱり巨人なんていないんですね」

そう思いますか?

 

いや、巨人族自体はいたかもしれません。

 

だって、巨人って「ただの大きい人間」でしょ。

すごい怪物じゃありません。

 

 

昔、大きなトカゲ(恐竜)の時代だってあったんだし、大きな人間の時代があったとしても不思議はない。

 

歴史をさかのぼり、

巨人に会いに行ってみましょう。

 

 

リアル世界の巨人たち

 

神話には、当たり前に巨人が登場します。

ネフィリム、ゴリアテ、

ヘカトンケイルなどなど。

 

神話の巨人は、神々の血を引いています。

神様たちは大きい設定なので、

その血筋も大きい。

 

神が見下されるわけにはいかないんで、

見上げるサイズにしたんでしょう。

 

 

 

人間でも巨人はいます。

 

アダムとイブは、

一説には40mあったといわれるし、

方舟で有名なノアも、4mくらいあったと昔本で読んだことがあります。

 

巨人伝説は世界共通。

日本にもデイダラボッチの伝説がありますね。

 

 

 

神話で、巨人は悪役だったり英雄だったり、

使えるバイプレイヤーです。

 

しかし、神話は「フカシ」も多い。

 

もっとリアルな巨人はいないんでしょうか。

 

 

巨人になった人々

 

考えてみると、

「巨人」って曖昧だと思いませんか?

 

「大柄な人」と、

「巨人」の線引きがわかりません。

 

 

例えば、

2mを超えるバスケットボールの選手や、

相撲の力士など、

一般の人から見れば「巨人」です。

 

ギネスブックに載っている記録は、2.72mの男性。

 

2.3~2.5mの人の記録はいくらでもあります。

 

 

でも、これらの人は「巨人」とは言い切れませんよね。

 

「たまたま大きく成長した個人」です。

 

過去のこうした個人が、巨人伝説の基になっている可能性はあるでしょう。

 

 

しかし、僕らが想像する「巨人」といえば、

「人知れぬ場所に住む、巨人族」

という集団じゃないでしょうか?

 

つまり、別種族としての巨人です。

 

 

記録で有名なのに、

「南米のパタゴン」があります。

 

 

実在した巨人族パタゴン

 

今から500年ほど前。

 

初めて世界一周を成し遂げたマゼラン。

教科書にも載っている偉人ですよ。

 

 

実際、マゼランは航海の途中で亡くなっていて、

一周はしていないんですが、

そのマゼランの探検隊が、南米で出会ったのが「パタゴン族」です。

 

パタゴンは現地語で「大きな足」の意。

 

なんとパタゴンは、

普通の人の2倍も大きな巨人族だったのです。

 

 

その身長は3.7~4.6m!

 

並び立つと、

マゼランたちは、パタゴンの腰くらいしかなかったといいます。

 

「南米にいた!伝説の巨人族パタゴン」

ヨーロッパでは大きなニュースになったのです。

 

その土地が今も、

「パタゴニア」~「パタゴンの地」

と呼ばれているくらい。

 

 

 

ところが20世紀になって、パタゴンの調査がしっかり行われると……。

パタゴン男子の平均身長は184cm足らず。

 

高身長の部族ではありますが、2m程度では巨人とはいえません。

 

ほんの数百年で縮んだとも考えにくい。

 

 

当時はヨーロッパの白人でも、

身長は160cm弱だったことを考えれば、

パタゴンが巨人に見えたのもわかる。

 

でも、3m4mというのは盛りすぎです。

 

 

 

ギネス級のノッポさんや、

パタゴンの存在からわかることがあります。

 

「巨人の血」というのがたしかにある。

高身長DNAというべきでしょうか。

 

その血がどこから来たのかわかれば、巨人の正体も見えてきそう。

 

 

もう少し、歴史を戻しましょう。

 

 

巨人の正体はなにか?

 

巨人の正体には諸説あります。

 

「巨人は宇宙人である」だの、

「巨人は地底に住む種族だ」だの。

 

重力の軽い星の宇宙人なら、

たしかに地球人より大きいと考えられる。

 

高身長DNAも持っているでしょう。

 

 

「じゃあ、巨人は地球外からきた?」

……ちょっと突飛な気がする。

 

やはり「巨人は人間」だと思うのです。

 

ただそれは、

ホモ・サピエンスではなかったかもしれません。

 

 

巨人は生き残った旧人類か?

 

北京原人やクロマニヨン人は180cmほどあったそうです。

 

また、神話の巨人の多くが、

「知能が低い」

とされているのも気になるところ。

 

これは「文明化されていない」とも取れます。

 

 

 

旧人類の血を継ぐ、野人じみた部族がまだ残っていたとしたら…

「巨人の末裔」と怖れられたり、

崇められりしたんじゃないでしょうか。

 

数千年前はマンモスなどの巨獣がいました。

 

旧人類の血を継ぐ集団がいても、不思議はないじゃありませんか!

 

 

町から離れた山奥で、

独自の生活をする大柄な山人。

それらがたまに目撃され、

「巨人の村があるそうだ」と噂になる。

 

巨人伝説が誕生するという流れです。

とすれば、

彼ら旧人類の子孫が、骨を残した巨人なのか?

 

ギネスに載る人や、パタゴンの話を考え合わせてみましょう。

 

 

 

どうやら現代人のMAXサイズは、2.5m前後。

 

化石で出てくる7~8mサイズはちょっと考えられません。

その大きさの体重になると、陸上では生きにくそうです。

 

最大で3mといった辺りが、

現実的な「巨人のサイズ」かと。

 

 

さらに昔の平均身長、情報のいい加減さを加味して……。

旧人類の子孫でも180~200cmだったと思う。

 

最初に紹介した「巨人の骨」は、

フェイクと結論づけるしかありませんね。

 

 

 

巨人は攻撃的なイメージがあります。

しかし、本物の巨人は、

文明から零れ落ちた少数民族。

 

体が大きいことで、

フランケンシュタインのように迫害され、

理解されずに、へき地に隠れ住んでいた、

旧人類の血が濃い部族だったと僕は考えます。

 

 

もし、化石の巨人が実在したものだったとしても、幸せな暮らしではなかったでしょう。

 

現代でさえ、

人種の違いを超えられないんですから。

 

 

時代が過ぎ、

旧人の血も薄まり、巨人は消えました。

 

パタゴンですら、

もう百数十人しか残っていません。

少数民族の悲運です。

 

巨人も、そんな悲しい存在だったのかもしれませんね。

 

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巨人族が実在していたとしても3m位が現実的~まとめ~

 

巨人は心惹かれるものです。

 

ちょくちょく報じられる「巨人の骨の発見」。

 

「巨人族がいた」と僕もワクワクしちゃう。

 

 

でも、それはファンタジーに慣れ親しんだ現代人だからでしょう。

 

巨人はいたとしても、忌み嫌われていたと思う。

 

「大きい」は単純に怖いし、理由ない攻撃もされたはずです。

 

 

そして消えてしまった。

 

巨大な爬虫類や哺乳類が滅んだように、

時代遅れな巨大な人々も、歴史の砂に埋もれたのでしょう。

 

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