ジャガーと豹は違いだらけ!アマゾンの王者ジャガーの魅力

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アマゾンの王者であるジャガー!

王者だというのに、日本では影が薄い。

 

見た目が豹とそっくりだからだ。

ヒョウ柄って言葉が原因だろう。

 

 

僕はジャガーの方が、キャラが立ってる感じがして好きなんですけどね~。

 

ぜひ、豹の陰に隠れてしまっている、ジャガーについても知って貰いたい!

 

 

今回は、ジャガーと豹の生息地と違いと、

見分け方についてお伝えしていきます。

 

後半では、アマゾンでの王者の暮らしと、

ワイルドで魅力たっぷりな、狩りのスタイルについてもお伝えしていきますね。

 

ジャガーと豹って調べてみると全然違いました。

 

なんで似たような進化をしたの?

って思うぐらいです。

 

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1・ジャガーと豹の違い

 

ジャガーと豹はとても似ていますよね。

 

体のブチ模様も似ているし、共に泳ぎも上手いし、木登りまで上手い。

 

体格の違いも、ぱっと見じゃ分からないと思います。

 

 

違いを、知識として知っておかなければ、

おそらく見分けがつかないでしょう。

 

 

ということで、違いをいくつかご説明していきますね。

 

まずは生息地の違いからです。

 

 

ジャガーと豹の生息地は全然違っていて、被ってすらいないんですよ。

 

まずは簡単に、豹の生息地から見ていきましょう。

 

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豹の生息域

 

豹の生息域はとても幅広いです。

東南アジアからアフリカ大陸にまで渡ります。

 

 

ヒョウ族という括りがある程ですから、大繁栄した成功種と言っていいでしょう。

 

ヒョウ族にも、ウンピョウやらユキヒョウやらがいますけど、

ヒョウという名前が付かないのは、

虎、ライオン、ジャガーくらいです。

 

 

だけど大繁栄した反面、天敵となる動物も多いんですよね。

いたる地域にいる訳ですから。

 

アフリカでは、ライオンに追い払われちゃうし、

アジアの密林では、に捕食されてしまう事もあるようです。

 

 

その点、ジャガーにはライバルがいません。

それは、ジャガーの生息地が関係しています。

 

 

ジャガーの生息地

 

ジャガーの生息地は南アメリカ大陸だけです。

しかもその殆どは、南米アマゾンに生息しています。

 

ちなみに、準絶滅危惧種でもありますよ。

 

 

それでは、

何故ライバルがいないのでしょうか?

 

それは、同じネコ科ヒョウ属

(ヒョウ属とは、ネコ科の中では1番大きい)である、

ライオン、虎、豹は生息していないからなんですね。

 

ちなみに今言った3匹は、

アマゾンに限らず、アメリカ大陸自体に生息していません。

 

 

もしアメリカ大陸に、ジャガーのライバルがいるとしたら、

それは大型のネコ科であり、アメリカライオンとも呼ばれている、

ピューマぐらいじゃないでしょうか。

 

 

ですが、このピューマも、

ジャガーとは微妙に生息域が違うんですね。

 

どういう事かというと、好みが違うんですよ。

 

 

ジャガーは密林や沼地、川の周辺を縄張りにします。

正にアマゾンって感じがしますね。

 

対してピューマの生息域は、山脈、平原、密林と広範囲で、

ジャガーに比べたら、それ程特定はされていないのです。

 

 

なので、多少、生息域は被ってはいるものの、

両者はそうそう出会うことはないんですね。

 

稀にバッティングしてしまう事もあるようですが、

どちらもライバルがいないので、エサに困る事もない存在。

 

だからなのか?

無駄な争いはしません。

 

威嚇し合ったり、縄張り争い程度で終わるようです。

 

 

似た特徴を持つ豹とジャガーですが、

生息域が違えば、見た目や大きさにも違いが生まれてきます。

 

見分け方から見ていきましょう。

 

 

見分け方

 

ちょっとだけですけど違いますよ。

本当にちょっとだけ・・・

 

まずは、体の模様から。

 

これが豹・・・

 

photo credit: tomosuke214 アムールヒョウ@よこはま動物園ズーラシア via photopin (license)

 

 

そしてジャガー・・・

 

photo credit: muzina_shanghai DSC06879 via photopin (license)

 

では違いを説明していきます。

 

 

花柄の模様に注目して下さい。

 

ジャガーの模様の中には、

小さな黒点が混じっているのが分かりますか?

 

これが豹にはないんですね。

 

ちなみに、この花柄のような模様を、

梅花紋と言います。

 

 

模様の違い分かりましたか?

 

次は、大きさの違いです。

 

 

大きさの違い

 

ジャガーの方が体重が重たくって、ずんぐりむっくりしてます。

顔もジャガーの方が丸顔だし、尻尾も短い。

 

見た目的には、ジャガーの方が筋骨隆々です。

 

大きさの違いはこんな感じ・・・

 

・・・体長100~150㎝、

体重30~90㎏

ジャガー・・・体長120~185㎝、

体重は50~150㎏

 

アメリカ大陸には、ジャガーよりも強い捕食者となる動物がいません。

 

そのためか、逃げるためのスピードよりも、

戦闘に特化した、体を大きくする進化を遂げたのかも知れませんね。

 

 

ちなみに、ネコ科ヒョウ属で、

大きさNO1は虎、NO2がライオン、

それに次いでジャガーはNO3です。

 

この3匹は生息地もそれぞれ違います。

 

虎はアジアの密林、

ライオンはアフリカのサバンナ、

そしてジャガーは南アメリカで、主にアマゾン。

 

 

つまり、

ネコ科ヒョウ族トップ3は、交わることが無いんですね。

 

でも、こういう話・・・

僕は好きですけど、好きな人は好きですよね~

 

 

虎VSライオンVSジャガーの行方

 

最強決定戦に興味がある人も多いようです。

僕も少し興味がありますよ。

 

 

でもライオンに限っては、

他のヒョウ属とは少し生態が違います。

 

群れで生活し、狩りも群れでするからです。

 

 

反面、虎と豹とジャガーは、基本的に単独行動です。

狩りのスタイルも茂みに隠れて、近づいてきた所を襲う感じです。

 

 

違いが多いし、まず会う事もない。

実証のしようもない、永遠のテーマですね。

 

でもまあ、虎とジャガーでは似ている部分も多いし、

体格的にも虎に軍配が上がりそうですが。

 

 

ただ僕が思うに、単なる戦闘センスだけなら、

ジャガーが1番だろう思っています。

 

それにアマゾンには、ライオンも虎もいませんから、

ジャガーがアマゾンの王者であることに変わりはありません。

 

ジャガーは食物連鎖の頂点に君臨しています。

 

 

そんなジャガーですが、ライバルがいないからでしょうか?

狩りの仕方もまた特徴的!

 

ジャガーが狩りをしている動画も、いっぱい出回ってるんですよ。

 

ジャガーの狩りが、

とてもワイルドで魅力的だからだと思います。

 

舞台がアマゾンというのも、なんか惹きつけられますよね。

 

 

それでは、ジャガーの狩りについて見ていきましょう。

 

おすすめの動画もご紹介します。

 

 

アマゾンの王者の暮らし

 

ジャガーは、アマゾンで何を獲物にしているのかと言うと、主には力の弱い動物です。

 

 

ジャガーとしても危険は伴いたくないので、当然と言えば当然。

 

とは言っても、

アマゾンは生物の宝庫

 

種類で言っても500万種の生物が、生息しています。

 

 

なので、その頂点に君臨するジャガーにとって、特定する獲物というのはいないんです。

 

魚だって食べるし、猿、鹿、それとカピバラなどのげっ歯類、

他には、

同じネコ科のオセロットまで・・・

 

挙げたらキリがないですけど、

基本リスクを伴わない小型の動物や、草食動物を狙います。

 

 

でも稀ですが、

時には危険な動物も狙うようですよ。

 

危険な動物というと、

ワニ、アナコンダ、大カワウソなど。

 

 

それでは、ジャガーの狩りの動画をご紹介していきますね。

2つご紹介します。

 

1つ目は、ジャガーの迫力が伝わりやすい動画です。

 

ジャガーがワニを目掛け、川にダイブしてます。

 

 

ですが、先程もお伝えしたように、

ジャガーがワニを狙うことは稀ですからね。

 

過去には、

ジャガーがワニの大群に捕食されてしまった動画も、

流出していたという情報もあります。

 

 

いくらジャガーと言えど、多勢に無勢な時はあるんですね。

次は、そんな例をお見せしますね。

 

ジャガーが、オオカワウソに追い払われてしまう動画です。

 

 

オオカワウソに可愛いイメージを持っていませんか?

まあ、可愛いっちゃ可愛いんですけど。

 

でも獰猛な部分もあるんですよ。

ワニも捕食してしまうことがあるんなんですって。

 

 

しかも、ジャガーがオオカワウソの狩りに成功した目撃例は、

過去に1度しかないらしいです。

 

その時は、

オオカワウソが1匹で孤立していた所を、狙われてしまったようです。

 

実は、アマゾンでのオオカワウソの立ち位置って、かなりの捕食者側らしいですよ。

 

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ジャガーってどんな動物~まとめ~

 

いかがでしたか?

 

ジャガーの魅力が伝わったでしょうか。

 

それでは、おさらいしましょう。

 

 

ジャガーと豹の違いは、体長と体重、

体にある模様、生息地でした。

 

生息地は全く違うのに、似たような進化をしてきたという点も、

とても不思議で興味深いですね。

 

 

次に、ジャガーの大きさについてでした。

 

虎、ライオンに次ぐ3番目の大きさでしたね。

ネコ科の中での話ですよ。

 

 

最後に、アマゾンでのジャガーの狩りの仕方や、

何を獲物にしているか見てきましたね。

 

基本的には小型の動物や、魚などでした。

ワニ、アナコンダ、オオカワウソなどの危険生物を狙う事は稀ですよ。

 

それに関しても、

ワニの狩りに成功したパターンと、

オオカワウソに追い払われてしまうパターンで見てきましたね。

 

 

それと、日本人にジャガーという言葉は馴染みがないですよね。

 

言われてみれば、そんな動物もいるって感じではないでしょうか。

ヒョウ柄とは言うけど、ジャガー柄って言いませんしね。

 

 

でも僕は、ジャガーの方がカッコイイから好きです。

 

あの、狩りというより戦闘みたいな感じ・・・

 

しかもアマゾンの王者ですよ!

なんか、カッコ良くないですか~?

 

 

今度、動物園にでも行くことがあったら、

豹とジャガーを見比べてみて下さい。

 

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