翼を広げれば1メートル以上、
白と黒の扇のような尾羽が映える猛禽、
ハリスホーク。
哺乳類以外では珍しく、
集団で狩りをし、獲物を分け合うという、社会性を持った鳥です。
大きな鷹が群れをなして飛ぶ光景は、
勇壮であると共に、優雅でもあります。
和名はモモアカノスリですが、
日本でもハリスホークといった方が通りがいいようです。
その名の由来は、
鳥好きにとっては神ともいうべき存在、
オーデュボンと言う人が、友人の名をつけたものです。
そんな友情の証を名前に持つ鳥は、
社会性を持つがゆえに、よく人にも馴れます。
社会性の強い動物である犬が、人に馴れるのと同じですね。
そのため海外では、バードストライク防止のために、
空港で小鳥を散らす役目をしたり、鷹狩り用に飼われていたりします。
テニスで有名なウィンブルドン大会の会場でも、
ハトを追い払うために使われているんですよ。
猛禽類で、そこまで人に馴れる鳥は少ないですから、
ハリスホークは、飼育したい猛禽として人気が高いんですね。
最近は日本でも、徐々に人気が高くなってきています。
ではハリスホークを飼うにはどうしたらいいのでしょうか?
そんな疑問にお答えしていきましょう。