1977年、4月のことです。
ニュージーランド・クライストチャーチの南東沖で操業していた、
日本のトロール船・瑞洋丸が、とんでもないものを引き上げました。
だらりと下がった長い首。
大きなひし形のヒレ。
これネッシーじゃねぇか!
と乗員たちも大パニック。
腐敗しているとはいえ、
それは、首長竜プレシオサウルスと誰もが思わずにいられない姿だったのです。
二ューネッシーと名付けられ、
世界中に報じられた写真を巡り、多くの意見が交わされます。
「ウバザメの腐乱したもの」
その正体について、現在はほぼそう信じられています。
しかし、そうではないという意見もある。
ウバザメでなければ、それは未知の生物ということですが……
瑞洋丸が引き上げたニューネッシーは、何だったのでしょうか?