現在のエジプトからモロッコにかけて生息していたと言われている、バーバリライオン。
ギリシャ神話に登場する神々の1人に、アトラスという神がいますが、
なんと同じ名を持ち、別名をアトラスライオンとも言います。
なんだか私たちが良く知っている、
普通のライオンとは違うようなんです。
記録によると、最大のバーバリライオンは、全長が4m以上もあり、体重は約350㎏です。
現存するどのライオンよりも大型で、しかも胸板が厚く、
黒いたてがみは非常に長く、胴の辺りまで伸びていたそうです。
今はもう、
バーバリライオンに会うことはなかなかできません。
一体バーバリライオンはどうなってしまったのでしょう?
絶滅と再発見されるまでの経緯、
それと、バーバリライオンって、どんなライオンなのか解説していきます。
まず最初に、どうして絶滅したのか?
から見ていきましょう。
それには、西暦と紀元前の変わり目、
さらにはもっと古い時代、古代ローマにまで遡る必要があります。
なんてたって、神の名を持つライオンですからね。