バーバリライオンが再発見された経緯!現在の生存と大きさも

現在のエジプトからモロッコにかけて生息していたと言われている、バーバリライオン。

 

ギリシャ神話に登場する神々の1人に、アトラスという神がいますが、

なんと同じ名を持ち、別名をアトラスライオンとも言います。

 

なんだか私たちが良く知っている、

普通のライオンとは違うようなんです。

 

 

記録によると、最大のバーバリライオンは、全長が4m以上もあり、体重は約350㎏です。

 

現存するどのライオンよりも大型で、しかも胸板が厚く、

黒いたてがみは非常に長く、胴の辺りまで伸びていたそうです。

 

 

今はもう、

バーバリライオンに会うことはなかなかできません。

 

一体バーバリライオンはどうなってしまったのでしょう?

 

絶滅と再発見されるまでの経緯、

それと、バーバリライオンって、どんなライオンなのか解説していきます。

 

 

まず最初に、どうして絶滅したのか?

から見ていきましょう。

 

それには、西暦と紀元前の変わり目、

さらにはもっと古い時代、古代ローマにまで遡る必要があります。

 

なんてたって、神の名を持つライオンですからね。

 

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アウストラロピテクスは最古の人類?更に古い人類はどうか?

「アウストラロピテクスは最古の人類じゃないの?」

という質問が、ネットでたくさん並んでいるのを見つけた時、正直驚きました。

 

「最古の人類はアウストラロピテクスである」

と言われなくなってから、かれこれ10年ほど経っていたからです。

 

 

調べてみると、どうやら原因は中学高校の歴史の授業にあるらしい。

 

メディアでは常に新しい情報が上がっていますから、

それを見た人が「おかしいな?」と思ったのかもしれませんね。

 

 

とはいえ、教科書が少し遅れた内容になってしまうのは、

ある程度仕方のないことなのかもしれません。

 

教科書が「アウストラロピテクス=最古の人類」的な記述をしているのは、

もしかするとこんな理由があってのことなのかもしれませんよ。

 

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バージェス動物群の特徴や種類!エディアカラ生物群との違い

バージェス動物群はとても個性的。

 

現在から5億年以上も昔……

恐竜の時代より3億年も前の、カンブリア紀に栄えた生き物のグループです。

 

 

「昔の下等生物か」と侮るなかれ。

 

とんでもなくクラシックな生物なはずなのに、

一周回って僕には未来的にも思えます。

 

 

そんなふうに見える理由は、

なんといっても独創的なその姿。

 

それぞれが驚くようなデザインを凝らしていて「ハロウィーンの渋谷かよ!」って感じ。

 

 

バージェス動物群の面々はとにかく面白い!

 

しかし、見てくれだけじゃなく、

今に繋がる重要な進化のイノベーション期でもあったのです。

 

 

トンデモ生物がてんこ盛りの、

楽しい楽しいバージェス動物群を、今回は分かりやすく解説していきましょう。

 

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アノマロカリスとは総称で大きさも様々!特徴や生態を解説

生物進化の、

バブルが起こったされるカンブリア紀。

 

その時代を代表する生物といえば、

アノマロカリスという人も多いと思う。

 

今では、特徴的なエビのような姿もお馴染ではないでしょうか?

 

 

ややこしい名前なので、

僕は昔「あの、麻呂かリス」と変換して覚えていました。

 

現在は知名度も上がり、普通にアノマロカリスで通じちゃいますが。

 

 

ところで、アノマロカリスといえば、

「原始的で凶暴な捕食者」のイメージじゃありませんか?

 

見るからにプレデター風だし、メディアでもそのように伝えられることが多い。

 

しかし学んでみると、実像は少し違うんですよ。

 

 

アノマロカリスって何者で、現在の生物とどう関わっているのでしょうか?

 

意外な素顔を今日は勉強してみましょう。

 

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マンモス復活計画の問題点!追加された絶滅理由にも関係が

マンモスはご存知のように、昔いたけれど、

絶滅してしまったゾウの仲間。

 

最大級の意味を持つ言葉に『マンモス』があります。

 

誰もが、その今は見られない生物を、

ビッグでヘビーな最強動物だと思い描いているのではないでしょうか?

 

 

そんなマンモスはどうして滅んでしまったのでしょう?

 

実は近年の研究で、新たな絶滅理由が追加されたんです。

今のゾウと何が違い、本当に恐ろしい獣だったのか興味が尽きません。

 

しかも、最新のクローン技術を駆使して、

「マンモスを復活させる」なんて計画まで存在しています。

 

 

この記事では、マンモスの実像と復元の可能性に迫ってみましょう。

 

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サーベルタイガーの強さや大きさ!絶滅理由は牙と環境の変化

子供の頃、怪獣などの絵を描く場合、僕はいつもその牙を大きく描いたものでした。

 

だって、そのほうが強そうだから。

 

今回紹介するサーベルタイガーも、強かったに違いありません。

 

 

図鑑の絵ではマンモスを襲っているのがお決まりの、

あのやたら長く太い犬歯を持った、

大型ネコ科の絶滅種ですよ。

 

もう、牙にしか目がいかないってくらいの、

個性的な猛獣です。

 

 

キャラ立ちしているおかげで、古代の生物としてはメジャーなサーベルタイガーですが、

実はよく分からない。

 

牙だって大きけりゃ良いってもんでもないですよね?

 

絶対、持て余していたという気がする。

 

 

そもそも、あんなアホみたいな牙の動物がいたことさえ嘘くさい。

 

そんなサーベルタイガーの疑問を解決していきますよ!

 

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デメニギスの目と頭は特化させた究極の形態!その性能が凄い

私達が普通、魚と聞いて想像する姿とは、およそかけ離れた姿をもった「デメニギス」。

 

その奇抜な特徴とは、

透明な頭に、チューブ状に飛び出た目

 

かなり怖い見た目をしているんです。

 

 

ここで気になるのは、

「透明な頭の中はどうなっているのか?」ということ。

 

まさか空気が入っているなんてことはありません。

 

デメニギスが、その体の特徴をどのように使っているのか、その生態を見ていきましょう。

 

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狂犬病の日本と世界の実情!日本が安心な理由と過去の症例も

狂犬病という病気は、人間にも感染する恐ろしい病気で、人が亡くなっています。

 

感染してしまうと、死亡率は100%と言われており、

治療する薬は現在では無いそうで、感染前に予防するしかないそうです。

 

 

では、そんな恐ろしい病気は日本ではどうなっているのか?

 

海外での状況はどうなのか?

 

気になりますよね。。。

 

 

狂犬病について、日本と世界の実情についてお伝えしていきます。

 

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ハクセキレイの特徴と見分け方!セグロセキレイとの違いは顔

コンビニの駐車場で、

尾を上下に振りながら、テコテコ歩いている鳥と出会った事がありますか?

 

ほぼ白黒で色合いは少し地味ですが、

人懐こくて、あまり逃げようとしない可愛い鳥です。

 

この鳥は、セキレイの仲間で「ハクセキレイ」と言う鳥です。

 

 

最近は、街中のひらけた場所や、住宅地の中の畑や道路など、

私たちの身近なところでよく見られるようになったんですよ。

 

気にはなっているけど、よく知らないという皆さんに、

「ハクセキレイ」の見分け方と、特徴をご紹介したいと思います。

 

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ハイエナの種類や生態!真実と悪役はライオンキングとは真逆

もう5回行っているのに、まだ誰かを誘って観に行こうと企んでいるくらい、

劇団四季の「ライオンキング」のファンです。

 

でも、最近ちょっと悩みができました。

 

一部、ミュージカルに集中できません。

 

 

原因は、大のハイエナ好きになってしまったこと。

 

「ライオンキング」では、

ハイエナは純然たる悪役です。

 

物語の展開上、悪役は必要ですし、

立ち位置も全然間違ってないとは思います。

 

 

でもね、一連の台詞と歌詞を聞くと、どうしても納得がいかない。

 

ライオンが言うんです。

 

「薄汚くて卑劣」「下品で単純で馬鹿だ」

の後、

「オマエらの頭はスカスカで空っぽだ!」

 

 

えーーー!?

ちょっと待とうかライオン君達よ!

 

君ら結構ハイエナのお世話になっているでしょーー!?

 

と、つい邪念が入ってしまう…..。

 

 

でも、会場ではそれを口にできません。

 

観劇気分が台無しですからね。

 

 

なので、ここで話してしまいます。

 

ハイエナ、特にブチハイエナが、ライオンとどうやって生きているのかを。

 

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