コビトカバのいる動物園!6施設の紹介と赤ちゃんを見るには

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可愛い赤ちゃん動物は?

と聞かれたら、断然もふもふ系がトップに上がってくると思います。

 

でも、実はツルツル系だって負けてないんですよ。

 

 

誰もがひと目見てカワイイ~!

と叫びたくなるツルツル系。

 

それは動物園の人気者、カバの赤ちゃんです。

 

 

なかでもコビトカバの赤ちゃんは、丸っこくってちっちゃくて最強!

 

今年も、2月に誕生してニュースになりましたから、

その可愛さに一目惚れした方も多いのではないでしょうか。

 

 

でも、どこへ行けば会えるんでしょう?

 

日本でコビトカバは、6施設で飼育されていますから、

そのどこかということになります。

 

 

でも、赤ちゃんである時期って短い。

 

赤ちゃんが生まれたら、赤ちゃんである内に見に行かないと、

赤ちゃんじゃなくなっちゃう。

 

ということで、どうすればコビトカバの赤ちゃんに出会えるか考えてみました。

 

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コビトカバの赤ちゃんを探せ!?

 

現在、日本でコビトカバを飼育している動物園は、

・東京都 :上野動物園

・愛知県 :東山動植物園

・和歌山県:アドベンチャーワールド

・石川県 :いしかわ動物園

・大阪府 :ニフレルNIFREL

 

この6施設。

 

 

もちろん、1年中常にどこかに赤ちゃんがいるわけではありません。

 

毎年生まれるわけではありませんし、

赤ちゃん時代は一瞬ですから!

 

 

それに、今年生まれたコにしても、もう赤ちゃんとはいえない大きさです。

 

それでも、まだ1歳足らずのお子ちゃまカバ。

 

お茶目な子ども時代はまだ続きますけどね。

 

 

それに、現在大人しかいないところでも、

来年ベビーが生まれるかも!

 

期待を込めて、

どこにどんなコがいるのかチェックしておきましょう。

 

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上野動物園

 

東京都台東区にある、上野動物園です。

 

現在4頭います。

 

メンバーは、

・ショウヘイ

(♂ 1990年11月19日 東山動物園生まれ)

 

・エボニー 

(♀ 1989年12月 1日 アメリカの動物園生まれ)

 

・モミジ 

(♀ 2003年11月20日 上野動物園生まれ)

 

・ナツメ

(♀ 2011年 6月22日 上野動物園生まれ)

 

 

 

日本で最年長のご夫婦がいるのが上野動物園。

 

上野動物園では、

仲良しなショウヘイ父さんとエボニー母さんの間に、子どもが8頭生まれました。

 

<2011年、ナツメ生後29日>

 

 

自然のコビトカバは、2年に1度、子供を1頭産んで育てます。

 

でも、このご夫婦は、出会って数年間毎年のようにベビーを誕生させました。

 

もう30歳になろうかという、ベテラン夫婦ですが、

実は、コビトカバの寿命は50歳以上。

 

子どもが生まれる可能性は、まだあるかもしれません。

 

 

ちなみに、今一緒にいるモミジとナツメは、彼らの第5子と第8子。

 

彼氏が欲しいお年頃です。

 

 

東山動植物園

 

愛知県名古屋市にある、東山動植物園。

 

現在2頭います。

 

メンバーは、

・ミライ

(♂ 2016年12月23日 いしかわ動物園生まれ)

 

・コユリ

(♀ 2009年 6月22日 上野動物園生まれ)

 

 

 

コユリは、ショウヘイ&エボニー夫婦の第7子。

 

あれ?

って思いました。

 

そうですね。

 

ショウヘイとエボニーは、

上野動物園にいた仲良し夫婦でしたね。

 

 

父親のショウヘイは、上野動物園にずっといますが、

実は、東山動物園のカバなんですよ。

 

東山動物園所属になっていて、

2011年11月に一人だけ里帰りもしてます。

 

 

コユリは、

最も野生に近いプロポーションの持ち主。

 

つまり、コビトカバ界随一の美少女。

 

もう1頭のミライは、国内で26年ぶりに生まれた、オスのコビトカバ。

 

2018年10月、当時2歳足らずのミライは、

7歳年上のコユリのお婿さん候補として、

いしかわ動物園からやってきました。

 

ただし、ミライはまだまだ子ども。

 

一応、独り立ちした年齢だとはいえ、

お父さんになれるのは、もう少し先かもしれませんね。

 

 

アドベンチャーワールド

 

和歌山県白浜市にある、

アドベンチャーワールド。

 

現在いるのは、

サクラ(♀ 2001年4月24日 上野動物園生まれ)の1頭だけ。

 

 

 

サクラは、ショウヘイ&エボニー夫婦の第3子。

 

第1子と第2子は、生まれてすぐに亡くなったので、

彼らの間で、初めて元気に育った子どもです。

 

 

コビトカバは、自然の状態では、普通のカバのように集団を作らず、

単独で森の中で暮らす生き物。

 

サクラも、水槽の中を自由に泳ぎ回り、ひとり住まいを満喫しています。

 

 

ちょっと嬉しいのは、すぐ隣が普通のカバ舎なこと。

 

2つのカバ舎の間に立てば、

首を右左と動かすだけで、両者の違いを楽しむことができるんです。

 

 

ちなみに、コビトカバは英語で、

ピグミーヒポポタマス(小型カバの意)

 

アドベンチャーワールドでは、コビトカバではなく、

ミニカバという呼び方で紹介しています。

 

 

いしかわ動物園

 

石川県能美市にある、いしかわ動物園。

 

現在2頭います。

 

メンバーは、

・ヒカル

(♂ 2010年11月 1日 シンガポールの動物園生まれ)

 

・ノゾミ

(♀ 2010年11月23日 オランダの動物園生まれ)

 

 

 

コビトカバのオスは、世界中の動物園で順番待ちができるほど、希少な存在。

 

そんな中、ヒカルはタヌキと交換で日本にやって来ました。

 

 

ヒカルとノゾミは、寄り添ってお昼寝するほどの仲良し夫婦。

 

2016年には、貴重なオスの赤ちゃん、ミライが生まれました。

 

今は、東山動植物園にいる、お婿候補のミライです。

 

 

コビトカバは、父親が子育てに参加することはありません。

 

母親のノゾミがひとりで愛情たっぷりに育てました。

 

 

ミライが独立して1年。

 

そろそろ、弟か妹が生まれる頃合いかもしれませんね。

 

 

ニフレルNIFREL

 

大阪府吹田市にある、ニフレルNIFREL。

 

現在3頭います。

 

メンバーは、

・モトモト

(♂ 2013年 7月 9日 チリの動物園生まれ)

 

・フルフル

(♀ 2012年12月17日 シンガポールの動物園生まれ)

 

・タムタム

(♂ 2019年 2月21日 ニレフル生まれ)

 

 

 

モトモトとフルフルの夫婦は、今年待望の赤ちゃんを授かりました。

 

それが、2月に生まれた長男タムタムです。

 

 

国内で一番若い、コビトカバのタムタムは、

9月に6ヶ月のお祝いも済ませ、ずいぶん大きくなりました。

 

現在は、母親フルフルと2頭暮らし。

 

でも、来年末か再来年、2歳になる頃にはお別れが待っています。

 

 

世界でも、2000頭くらいしかいないと言われているコビトカバ。

 

タムタムもミライと同じく、コビトカバの将来を背負っているんです。

 

いずれは、どこか別の動物園で、お嫁さんを探すことになるでしょう。

 

 

タムタムの成長ぶりを楽しむなら、今のうちですね。

 

 

神戸どうぶつ王国

 

兵庫県神戸市にある、神戸どうぶつ王国。

 

現在いるのは、

コウメ(♀ 2006年1月28日 上野動物園生まれ)1頭だけです。

 

 

 

2018年11月に、上野動物園からやってきたコウメは、

ショウヘイ&エボニー夫婦の第6子。

 

 

単独で暮らすのは寂しくありませんが、お婿さんが欲しいお年頃ではあります。

 

現在、故郷アフリカの、湿地地帯を再現した専用のカバ舎で、

ひとり暮らしを満喫中。

 

 

さらに、2019年8月からは、身体の仕組みや、

コビトカバの置かれている危機的な環境などを勉強できる、

「カバカバトーク」が始まりました。

 

コウメは、丸いのぞき穴から顔をのぞかせて、

飼育員さんの説明を可愛くサポート。

 

危機的な環境にある、

コビトカバ界からの親善大使として活躍中です。

 

<その様子!面白そうですよ>

 

 

カバというと、普通は普通のカバをイメージすると思います。

 

でも、コビトカバの大きさは、

大人でも普通のカバの半分。

 

体重でいえば、なんと10分の1です。

 

身体も顔も丸っこいので、

30歳で、もうオジサンのショウヘイでも子供っぽく見えるほど。

 

 

カバ界の永遠の子供、コビトカバ。

 

せっかくなら、見に行くついでに、

ミニ知識も仕入れて行きませんか?

 

コビトカバとの対面が、もっと面白くなるはずです。

 

 

知っているともっと楽しい?!コビトカバ「ミニ知識」

 

コビトカバは世界三大珍獣の一角です。

 

・ジャイアントパンダ

・オカピ

・コビトカバ

この3種が、世界三大珍獣。

 

 

世界の三大珍獣に選ばれた理由と、

あくまで、コビトカバ目的で見に行く前提での話ですけど、

動物園の楽しみ方などもお伝えしていきますね。

 

 

世界三大珍獣

 

ちょっと動物に詳しい人なら、世界三大珍獣くらい知ってますよね。

 

でもこれ、日本だけの三大なんですよ。

 

知ってましたか?

 

本当は世界ではないんです。

 

 

昔、日本のある動物学者さんが、

「日本に標本すらない珍しい大型動物を選ぼう!」

ということで選んだのが、この3種類の動物だったんです。

 

 

その後、コビトカバ、パンダ、オカピの順に来日しましたが、

パンダだけが大ブレイク。

 

コビトカバとオカピは、ちょっと出遅れてしまいました。

 

 

せっかく見るなら、他の珍獣も!

 

せっかくなら、

コビトカバと一緒に、他の三大珍獣も一度に見れたら嬉しいですよね。

 

 

そんな都合のいい動物園が、1ヶ所ですがあります!

 

それは、上野動物園。

 

今のところ、日本で三大珍獣を全種飼育している、唯一の動物園なんですよ。

 

 

あとは、アドベンチャーワールドにパンダがいますね。

 

子沢山で有名なパンダ一族が6頭、賑やかに暮らしています。

 

 

他の動物園には、オカピもパンダもいませんが、

考えてみればそもそも珍獣なんです。

 

現代の言葉でいえば、トップオブ絶滅危惧種。

 

希少種なんですから、いなくて当然なのかもしれませんね。

 

 

コビトカバが珍獣たるゆえんは?

 

コビトカバは、カバの先祖ともいえる存在。

 

 

カバの先祖は、コビトカバのように小柄で、

森や沼地で暮らしていました。

 

それが、草原に進出するようになってから、

大きなライオンやヒョウに対抗するために、自分の身体を大きくしていったんです。

 

 

でも、コビトカバは森に留まったので、先祖体型のままになりました。

 

しかも、現在西アフリカの限られた地域にしかおらず、

全部で2000頭ぐらいと言われています。

 

 

夜行性で警戒心が強く、深い森の中に棲んでいるため、自然界では、

ほとんど目にすることができない超レアもの。

 

珍獣だとされたのには、色々な理由があったのです。

 

 

普通のカバと比較をしてみたい!

 

せっかくなら、普通のカバとの違いも楽しみましょう。

 

 

コビトカバと一緒に、普通のカバを飼育しているのは、

・上野動物園

・東山動物園

・アドベンチャーワールド

3施設です。

 

最初に紹介した、コビトカバのいる6施設中、

3施設ですね。

 

 

では、他の3施設はどうなのか?

 

いしかわ動物園は、以前、国内最長寿のカバがいた施設。

 

その飼育技術を活かすためか、

2010年にデカちゃん(58歳♀)が亡くなってから、

コビトカバの飼育にシフトしたようです。

 

神戸どうぶつ王国と、ニフレルは、

新しいコンセプトの動物園で、大きな動物自体あまりいないところです。

 

 

この3施設の場合は、

別の動物園とハシゴして、普通のカバとの違いを楽しむといいと思います。。

 

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コビトカバのいる動物園の紹介と雑学~まとめ~

 

コビトカバは、子供カバがそのままオトナになったようなカバ。

 

いや、それ以上に丸くて、子供っぽい姿の小さなカバです。

 

世界三大珍獣のひとつに数えられる珍しさも貴重だけど、

でも、やっぱり問答無用でとっても可愛い!

 

 

日本では6施設で飼育されていますけど、

今後、ベビーが期待できそうな動物園もちらほらあります。

 

でも、大人だって十分可愛い!

 

ぜひぜひ足を向けて、可愛さを堪能してみてください!

 

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