子供の頃、怪獣などの絵を描く場合、僕はいつもその牙を大きく描いたものでした。
だって、そのほうが強そうだから。
今回紹介するサーベルタイガーも、強かったに違いありません。
図鑑の絵ではマンモスを襲っているのがお決まりの、
あのやたら長く太い犬歯を持った、
大型ネコ科の絶滅種ですよ。
もう、牙にしか目がいかないってくらいの、
個性的な猛獣です。
キャラ立ちしているおかげで、古代の生物としてはメジャーなサーベルタイガーですが、
実はよく分からない。
牙だって大きけりゃ良いってもんでもないですよね?
絶対、持て余していたという気がする。
そもそも、あんなアホみたいな牙の動物がいたことさえ嘘くさい。
そんなサーベルタイガーの疑問を解決していきますよ!