1898年、当時イギリス領だったケニアで、
数十、あるいは百を超える人間が、
二頭のライオンに数ヶ月に渡って食べられる事件がありました。
事件のあった地名から
「ツァボの人食いライオン」といわれています。
その場にいた人々が、夜な夜なライオンに襲われ続けるという、
悪夢のような現実ですよ。
映画などの二次創作物でも時々取り上げられますから、
なんとなく知っているという人もいるかな?
他に類のない獣害事件であり、現代でも考察されています。
事件の経緯とともに、伝説的な人食いライオンの虚実に迫ってみようと思います。