アリジゴクは英語で、アントライオン。
アリにとって、
ライオンのような危険な相手であり、
出会ったら地獄ってこと。
どちらも、アリ主観なのが面白いですね。
そのせいか、アリジゴクがアリの天敵なのはよく知られているのに、
それ以外は、さっぱりわからない昆虫ではないでしょうか?
見たことないな~って人も多いはず。
アリジゴクはなんなの?
その答えは「ウスバカゲロウの幼虫」です。
あの、はかない弱っちいカゲロウとは違うので、注意してください。
いわゆる、
極楽とんぼと呼ばれるのがウスバカゲロウ。
病弱なイトトンボみたいな昆虫で、日本全国どこででも見られます。
ウスバカゲロウがよくいるのだから、アリジゴクもよくいるはずなんですが。
何故か、身近なようで、正体不明の昆虫の代表。
今回は、アリジゴクの生態や、見つけ方捕まえ方とともに、
本当にアリにとって地獄なのかも考えますよ。