50億もいる動物が絶滅するなんてありえない――と思いますよね?
そんな信じられない運命を辿ったのが、アメリカにいたリョコウバトです。
50億ですよ。
「35億」の面白さがわからない僕でも、50億のハトの凄さはわかる!
それがたった100年ほどで、1羽もいなくなるという異常事態は、
現在70億という人類が、100年後には絶滅するっていうくらいのインパクトです。
言うまでもありませんが、その引き金を引いたのは人間様。
リョコウバトは、
今も「人間の大虐殺で滅ぼされた動物」の象徴として語り継がれています。
今回はリョコウバト絶滅の経緯を追ってみましょう。