ハイエナの種類や生態!真実と悪役はライオンキングとは真逆

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もう5回行っているのに、まだ誰かを誘って観に行こうと企んでいるくらい、

劇団四季の「ライオンキング」のファンです。

 

でも、最近ちょっと悩みができました。

 

一部、ミュージカルに集中できません。

 

 

原因は、大のハイエナ好きになってしまったこと。

 

「ライオンキング」では、

ハイエナは純然たる悪役です。

 

物語の展開上、悪役は必要ですし、

立ち位置も全然間違ってないとは思います。

 

 

でもね、一連の台詞と歌詞を聞くと、どうしても納得がいかない。

 

ライオンが言うんです。

 

「薄汚くて卑劣」「下品で単純で馬鹿だ」

の後、

「オマエらの頭はスカスカで空っぽだ!」

 

 

えーーー!?

ちょっと待とうかライオン君達よ!

 

君ら結構ハイエナのお世話になっているでしょーー!?

 

と、つい邪念が入ってしまう…..。

 

 

でも、会場ではそれを口にできません。

 

観劇気分が台無しですからね。

 

 

なので、ここで話してしまいます。

 

ハイエナ、特にブチハイエナが、ライオンとどうやって生きているのかを。

 

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ハイエナの種類!ライオンと争ってるのは?

 

普通「ハイエナ」と言うと、

身体に水玉模様のある「ブチハイエナ」のことを指しています。

 

 

「ライオンキング」のハイエナもそうですし、

テレビや映画でライオンと争っているのもそう。

 

世の中にはブチハイエナ以外、ハイエナは存在しないと思ってしまいそうなほどです。

 

でも実際には、アードウルフ・シマハイエナ・

カッショクハイエナ・ブチハイエナの、4種類のハイエナがいます。

 

 

ハイエナの仲間は、

姿形も習性もオオカミやキツネによく似ています。

 

だけど、イヌ科ではない。

 

かと言ってネコ科でもなく、

ハイエナ科という独立した科に属してます。

 

 

でも、どちらかと言えばネコ科に近く、基本的にはネコのように単独行動を好みます。

 

せっかくなので、4種類の違いを簡単にご紹介しますね。

 

 

●アードウルフ

 

シロアリが主食で、ハイエナのみならず、哺乳類の中でもかなりの変わり者

 

体長約70cm、体重約10kg

 

シマウマのような、くっきりはっきりした縞模様の持ち主で、1番小柄。

 

 

雌雄の体格差がなく、つがいで子育てをするところは、

ハイエナ界の「キツネ」と言ったところです。

 

 

●シマハイエナ

 

アフリカの北部からアラビア半島を抜けて、

インドまで進出している行動派

 

体長約110cm体重約30~50kg。

 

 

縞(シマ)ハイエナですが、

アードウルフより縞が薄く、控えめなシマシマの持ち主。

 

オスが大きめで、メスが単独で子育てするところは、

ハイエナ界の「ネコ」でしょうか。

 

 

●カッショクハイエナ

 

アフリカ南部に棲む、背中に褐色の長い毛と、

しましま模様の足を持つハイエナ。

 

ぱっと見は、毛の長いシェパードと言った感じです。

 

 

体長約130cm、体重約40kg

 

オスが大きく、

アルファオス(一位のボス)と3~4頭のオス、

4~6頭のメスと子どもたちで群れ(クラン)を作ります。

 

見かけだけでなく、

行動パターンも「イヌ(オオカミ)」に似ているハイエナです。

 

 

●ブチハイエナ

 

ハイエナの中でも1番有名で1番大きい

水玉模様のハイエナ

 

ライオンに唯一対抗できるハンターです。

 

 

体長95~165cm、体重40~86kg

 

メスがオスより1割近く大きいだけでなく、

女王がクランの全てを支配する、哺乳類でもかなり珍しい存在。

 

大きなクランになると60~80頭にもなる、

「アマゾネス軍団」です。

 

 

4種類しかいないのに、ずいぶん違いがあるでしょう?

 

イヌやネコのようにひとくくりに説明できないのが、ハイエナの面白いところ。

 

では、「ライオンキング」でも酷評されている、

ハイエナのマイナスイメージはどこから来たんでしょう?

 

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ブチハイエナって強い?ライオンとの力関係は?

 

ハイエナ(ブチハイエナ)には、

「ライオンの食べ残しを狙い、腐った肉を食べるサバンナの掃除屋」という、

マイナスのイメージがありますね。

 

確かに「掃除屋」のあだ名はウソではないんです。

 

哺乳類一強靱なアゴと、並外れた病原菌への抵抗力を持つハイエナは、

骨も腐肉も食い尽くすことで、

巨大な草食動物の骨だらけになるのを防いでるし、病気の蔓延すら防いでいますから。

 

 

むしろ名誉な称号です。

 

しかも、凶暴で体重が3倍近くあるライオンから、

獲物を横取りするだけの賢い戦略とパワーも持っていますから、

なかなかすごい生き物だと思うんですよ。

 

 

でも、なぜかそうはならない。

 

ひとつには、あの腰の引けたような姿、

もうひとつは、あの笑うような妙な鳴き声に原因があるように思います。

 

 

「何かカッコ悪い。」

 

そう思いませんか?

 

でも、あの前脚が長く後脚が短い、

あまりカッコよくない体型は、実は長距離を走るのに向いているんです。

 

 

アフリカにいる大型の捕食者は、

ライオン、ヒョウ、チーターと全部ネコ科。

 

彼らは、獲物に忍び寄って飛びつき、

喉元に噛みついて窒息させて倒すタイプの生き物です。

 

スタミナに欠け、長距離走が苦手です。

 

 

一方、ブチハイエナの身体はチーターより少し大きい程度。

 

ライオンの半分から3分の1程度の大きさですが、

ライオンの2倍の大きさの心臓を持ち、

50km/hのスピードで30分は走れます。

 

これは大きなネコたち(ライオンとかヒョウ)だけでなく、

獲物であるガゼルにとっても難しいことなんですよ。

 

 

走って走って走って、追いかけて追いかけて疲れさせる。

 

それが、ブチハイエナの戦略です。

 

 

そして、ガブリ!

 

大きなネコたちのように、

喉元に食いついて、すぐに息の根は止めません。

 

 

むしろオオカミのように、

しつこくねちっこく、獲物を弱らせるんです。

 

そして、てんでのところで食いつき、倒れればいきなり食べ始めるんですね。

 

 

あれ?食べ残しを食べるんじゃないの?

 

そう思いましたか?

 

 

考えてもみてください。

 

他にも、リカオンやジャッカルやハゲワシが狙っているのに、

そうそう食べ残しだけで、50kgから70kgもある大きな身体を維持できるわけがない。

 

ブチハイエナはライオンに次ぐ強いハンターで、自分で狩りをします。

 

 

さすがにスイギュウやキリンのような超大物は狙いませんが、

大きなヌーやガゼルは日常的な標的です。

 

そして、その狩りの成功率は、ライオンの30%前後を遥かに上回る60%以上

 

生物界でもかなり優秀なハンターなんです。

 

 

そして、彼らの獲物の自給率は70%から90%ですから、

残り物をアテにしなくても何とか生きていけるんです。

 

でも、たまたま目の前に死骸があれば食べようとするし、横取りにもトライします。

 

 

横取りの1番の被害者はチーター。

 

次がヒョウと言ったところ。

 

その粘り強く、強引に割り込んで行く感じは、

バーゲンワゴンを囲むオバチャン達に、多少似ていなくもありません。

 

 

ただし、相手がライオンの場合は、

さすがに1頭2頭では勝つことができませんので、数の力でライオンから奪い取ります。

 

この作戦、かなり上手くいくんですよ。

 

 

そもそも食べるためとは言え、狩りは危険な行為です。

 

狩られる方が必死なのは当たり前ですが、狩る方だって命がけ。

 

どんなハンターも、狩りはできれば回避したいと思っています。

 

 

それは、天下無敵の屈強なライオンでも同じ。

 

むしろ、ライオンの獲物となると、スイギュウやキリン、カバやゾウなど、

特大かつ超危険な生き物を狙う宿命にありますから、なおさら避けたいんです。

 

 

それにアフリカは暑いし、体力も消耗しますしね。

 

だから、ハイエナだけでなく、ヒョウやチーターの獲物を横取りすることは、

ライオンにとっては狩りの一部なんです。

 

 

中には、ブチハイエナにつきまとって、

食べ物の80%近くを、横取りでまかなっているライオンの群れもいるのだとか。

 

まさに「ライオンキング」の逆パターンです。

 

「私たち、狩りをさせられ過ぎているわ!」

というメスライオンの台詞は、

実際はブチハイエナの叫びだったわけなんです。

 

 

シビアな獲物の奪い合い

 

ブチハイエナがライオンに挑む時は、

ヒット&アウェイの戦法をとります。

 

ライオンは、ブチハイエナの3倍近く大きい身体をしていますから、

ライオンに「ガー」っとやられたらそれで終わりです。

 

油断をすれば追い回され、かみ殺されてしまいます。

 

 

でも、苦労して獲った獲物なら、是非とも取り返したい!

 

そこで、登場するのが12種類はあると言われるハイエナ独特の鳴き声です。

 

 

「このままでは美味しいお肉がなくなってしまう。応援を呼ぼう!」

 

<ウー・ウォイッ!ウー・ウォイッ!ウー・ウォイッ!>

 

仲間を呼ぶ声は5km先まで響き渡ります。

 

 

実は、ライオンのように組織立った狩りをしないブチハイエナは、

60頭の群れでも、60頭全員で狩りをするわけではありません。

 

大抵単独行動ひとりで獲物を探します。

 

たまに大きな獲物を狙う場合には数頭まとまって出かけますが、せいぜいその程度。

 

 

普段は縄張り内に、バラバラに散らばっています。

 

そして、何かあれば集まって、力を合わせて立ち向かう。

 

 

横取りをする時も、された時も仲間を呼び、

ライオンの数の3倍4倍と対抗できる数になったら、

うるさくちょっかいを出して、嫌になって立ち去るのを狙うんです。

 

それまでは、あの笑うような声を上げて、

ライオンを牽制したり励まし合ったりしながら、

「絶対にそれ、いただくからね!」

と意思表示して待っています。

 

 

横取りだって、簡単ではありません。

 

ブチハイエナも必死ですが、応戦するライオンも必死ですから。

 

ライオンだって、無防備なお尻やしっぽを噛まれますし、

運悪く1頭でブチハイエナに取り囲まれたら、

殺されてしまうかもしれません。

 

 

子どもだけでなく、大人のライオンにとっても、

ブチハイエナはとても危険な生き物なんです。

 

なのでライオン、特にオスライオンは容赦がありません。

 

 

獲物を置いて逃げる時でさえ、見せしめのために追い回し、

噛み殺すことも少なくないんです。

 

次こそは、獲物を横取りされないために、

ブチハイエナをビビらせておきたいから。

 

 

ところで、アフリカの日中はとにかく暑い!

 

ハイエナやネコ科のハンターは夜も目が利きますので、

無駄な体力の消耗を避けるために、だいたい夕方から明け方にかけて狩りをします。

 

人間の見ていない、暗いうちに。

 

 

ここに、「ハイエナ卑劣説」の出所があるんです。

 

 

「獲物を横取りをする卑劣な生き物」の真相

 

ことの次第は、こうです。

 暗いうちにブチハイエナが獲物を仕留める。

 その獲物をライオンが横取りし、ハイエナが援軍を呼ぶ。

③ 明るくなる。

 朝一番の観光客がやってくる。
そこで目にするのは、獲物とライオンを取り囲んで嫌がらせをしているハイエナの姿。

 そしてこうなる。
「ハイエナって、なんて卑劣な生き物なんでしょ!」

 

 

現在サファリツアーに行くような熱心な観光客に、

そんなことを考える人はいません。

 

ですが、幸いにもガイドが正しい知識を持っていますから、

ちゃんと教えてくれるでしょう。

 

でも、昔はこういう流れで、誤解されたイメージが広まってしまったんですね。

 

 

もちろん、ライオンの獲った獲物を、本当に横取りすることはありますよ。

 

ライオンだけでなく、ヒョウやチーターの獲物もです。

 

 

でも、このハイエナに対する不当な評価は、

探検家や研究者が、動物たちの生態をよく分かっていなかった頃のイメージです。

 

まさか、百獣の王がハイエナの獲物を横取りしようとは、夢にも思わない。

 

 

でも、今は違います。

「横取り」は、自然界では正当な食糧確保の手段!

ハンターにとっては、狩りはなるべく避けたい危険な行為!

それでも、ハンターたちは狩りに向かう!!!

 

先人たちの我慢強い観察のおかげで、そういうことが分かってきました。

 

 

その視点で見ると、

ブチハイエナとライオンの、どちらが残忍で卑怯なのかと言えば、

実際はどっちもどっち。

 

それに、そもそも肉食動物に対して、

残忍とか卑怯とかいう評価を下すこと自体がおかしい。

 

彼らはただ、肉食動物として真面目に生きているだけなんですから。

 

 

でも、ライオンは王様で立派、ハイエナは卑怯でみすぼらしいと言われる。

 

そういう一般的なイメージは、やっぱり見栄えですよね。

 

 

オスライオンは大きくてパワフル、

何よりタテガミが格好いいですもんね。

 

それに引き換え、ブチハイエナは何となく…..。

 

 

でも、ブチハイエナの顔をアップで見たことありますか?

 

彼らはとても可愛い顔をしています。

 

 

ライオンのようにいかつくないし、くりっとした目と少し笑ったような口。

 

声の特徴と、にやけた表情は、かわいい酔っ払いに見えなくもない。

 

 

10年以上前になるかと思いますが、

そういう表情を、カメラに収めたドキュメンタリーを初めて観たんです。

 

タイトルは「ハイエナ・クイーン」

 

ハイエナの魅力に取り付かれた瞬間でした。

 

Image by IanZA on Pixabay

 

キム・ウォルターの「ハイエナ・クイーン」

 

制作者のキム・ウォルターは、

極めて特殊なカメラマンです。

 

護身用の武器を持たず、餌付けもせず、

互いの信頼関係のみを楯にして動物と交わり、

生態をフィルムに収めるのが得意な人です。

 

 

研究やフィルムメイキングの世界では、

野生動物に接触するのは、特殊なケースを除き、禁忌事項なんですね。

 

だけど彼の場合は、野生動物の方からすり寄って来るんですよ。

 

 

野生のブチハイエナやチーターのお食事タイムに割り込んで行って、

肉をかじる口元10㎝でカメラを回すなんて、

非常識ですよね。

 

他にも、横に一緒に寝転んで昼寝をしたり、徒歩で狩りについて行ったり。

 

そんな驚きのエピソード満載の人です。

 

 

さて「ハイエナ・クイーン」を観て最初に驚いたのは、ブチハイエナの大きさでした。

 

とにかく大きい!

 

背も高く、軍隊経験すらありそうなガッチリ体型のキム・ウォルターが、

ほんとに小さく見えるんです。

 

 

そして、次に驚いたのが、ブチハイエナの可愛さと寛容さ。

 

忘れられないシーンがあるんです。

 

 

彼が子どもたちを撮ろうと、巣穴に近寄った時のこと。

 

巣穴には、子どもが2頭だけで留守番をしてました。

 

全く知らない相手でもないので、興味が湧いたんでしょう。

 

 

巣の側の岩の上に座り、カメラを据えて撮影をしている彼に、

子どもたちが、恐る恐る近寄って来たんです。

 

彼はじっと姿勢を変えません。

 

その時の、子どもたちの顔!

 

 

子どもらしい好奇心と、警戒心がない交ぜになった顔が、最高に可愛かったんです。

 

狩りや争いの最中の、おぞましい系の顔しか知らなかったので、これは衝撃でした。

 

 

さらに衝撃が続きます。

 

音もなく母親が傍らに立ったんです。

 

 

いつもは穏やかな彼の顔が、緊張で引きつります。

 

でも、そのまま動かず撮影を続けること、母親のチェックをさせるがままにすることで、

彼はまた一つ信頼を勝ち取りました。

 

「何もしない。ただいつものようにそばでカメラを回したいだけ」

という彼のメッセージを、ママ・ハイエナは理解したわけです。

 

 

留守宅の子どもに近寄るほどの、タブーを許してくれたのは、普段のキムの態度から、

「まぁいいか。今日も悪さはしてないようだし」

と判断したんでしょう。

 

それに「この人間がいれば、ライオン避けのおまじないになるかもしれないわね」

と考えたのかもしれません。

 

 

その後、一緒に狩りに行っても、ママ・ハイエナだけでなく他の仲間からも、

良い意味で無視されるようになりました。

 

もっともこれは、

彼女がブチハイエナの絶対権力者「クイーン」だったからかも知れませんけどね。

 

 

残念ながらネットでは、

「ハイエナ・クイーン」の宣伝(2分程度)しか観ることができません。

 

 

字幕なし版はありますが、なぜかこのシーンの観られる映像もありません。

 

私自身、ナショジオチャンネルが再放送してくれるのを心待ちにしている状態です。

 

 

ライオンとの日々の戦いや、

ブチハイエナの階級社会がシビアに描かれているからこそ、

野生動物が見せた寛容さや、可愛らしさがたまらない。

 

正に、ドキュメンタリー中のドキュメンタリーだと思います。

 

 

でも、映像はやっぱり映像です。

 

本物が見たくありませんか?

 

 

日本でブチハイエナを見れる場所

 

日本でリアル・ブチハイエナを見ることの出来る所は、以下の通り。

札幌市円山動物園 (北海道札幌市)

宇都宮動物園 (栃木県宇都宮市)

大宮公園 (埼玉県さいたま市大宮区)

日本平動物園 (静岡県静岡市駿河区)

天王寺動物園 (大阪府大阪市天王寺区)

池田動物園 (岡山県岡山市北区)

のいち動物公園 (高知県香南市)

秋吉台自然動物公園サファリランド (山口県美祢市)

九州自然動物公園アフリカンサファリ (大分県宇佐市)

 

動物園で間近に眺めるのもいいし、

サファリランドで遠景を楽しむのもいい。

 

そして、その時は出かける前に、

「のいち動物公園」のハイエナ飼育員木村夏子さんによる、

「ハイエナ出産日記」を読んでから行くと、楽しさが倍増しますよ。

 

 

飼育員としての目と、愛を感じる素敵な日記で、

2012年に生まれた「トーフ」くんが、とにかく可愛い!

 

「ライオンキング」の、ハイエナ像を踏みにじる可愛さです。

 

※2012年の話なので、もう既に赤ちゃんではないですよ。

 

 

子煩悩と言われるママ・ハイエナの「エナ」が、意外に厳しいのも面白いところ。

 

これは個性なのか、跡取り(メス)ではないからか、

それとも、そもそもそういうものなのか興味が尽きません。

 

2年ほどの日記で、続きが読めないのは残念ですが、

それは「本物を見に来て」というメッセージなのかもしれません。

 

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ハイエナの悪役イメージを払拭する真実~まとめ~

 

サファリランドのような比較的広い場所でも、

ライオン・ヒョウ・チーター・ブチハイエナは、それぞれ隔てられた囲いにいます。

 

 

健康なオスライオンが1頭いたら、他のハンターたちは全部殺されてしまうからです。

 

それほどライオンのパワーは凄まじいんです。

 

やはりライオンは動物界の王様なんですね。

 

 

でも、そんなライオンの獲物を奪いに行く唯一の生き物、

ブチハイエナの女王も、また別の意味で凄まじいでしょう

 

彼らもまた、勇敢で賢い生き物のひとつに過ぎません。

 

ディズニーは「ライオン・キング」の実写版なんて作ってないで、

「ハイエナ・クイーン」というタイトルで、何か素敵なお話を作ってほしいものです。

 

 

あ、でもそうすると、ライオンが凶暴な悪役になってハイエナランドを蹂躙するのか!

 

物語と現実のギャップって難しいな…..。

 

 

そはそれで面白そうな気もするんですけどね。

 

注目もされそうだし、個人的にも観てみたいです。

 

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