人間になつくを通り越して、人間にべったり過ぎるウォンバット!
可愛すぎる!
ペットにしたい!
実にこんな声が多い!
確かにあの可愛さを知ってしまたら、当然の現象といえば当然かも。
でも、実際のところどうなんでしょう?
ペットに出来るのでしょうか?
それとも動物園に行けば見れるのでしょうか?
人気急上昇中のウォンバットについて調べましたよ!
ウォンバッットの可愛い特徴
ウォンバットとは、
カンガルー目ウォンバット科に属する動物です。
見た目はコアラに近く、キュートな顔をしています。
体長は70~110㎝
体重は19~33㎏
抱っこするのに丁度良いサイズですね~
そんなウォンバットは、有袋類(ゆうたいるい)で、
カンガルーなどと同じでお腹に袋があり、
その袋で子供を育てるんです!
しかも、その袋はなんと!
下向きに(袋の開け口が下)ついているそうなんですよ~
すごい!すごい!
何故、下向きかと言いますと、
ウォンバットは土を堀り巣穴を作って生活するので、
掘っている最中に上向きに口が開いていると、土が入ってしまうからのようです。
それだけでも、
なんて凄い進化をしてきたの~!
と、感心させられます。
そんな、ウォンバットの可愛さは、
実は甘えん坊で、人間に抱っこされるのが大好きなんだそうで、
出来れば私も抱っこしてみたいものです。
更に、可愛いのは《オシリ》なんですよ。
基本的に、ケンカに強い子ではないので、
敵が来ると、勿論逃げなければなりません。
普段はヨチヨチ歩きがメチャクチャ可愛いのですが、
全力だと最速でなんと40㎞も出して逃げるそうで、
想像しただけで、きゅんきゅんしちゃいますよ~
そして、そのオシリの可愛さですが、敵から逃げ切れないとなると、
日頃から作っている巣穴に顔を突っ込み、
軟骨で出来ていて、痛みも感じない!
とっても硬いオシリで蓋をして身を守るんだそうです!!
時には、その硬いオシリで、
(壁ドン)ならぬ(尻ドン)で反撃することもあるそうです。
ノンビリ屋さんの必死な姿は、愛しくて可愛いですよね~
然し・・・
残念ながら、日本ではペットにすることは出来ないそうです。
日本ではペットにできない
昔、巣穴堀をするウォンバットの穴に、
トラクターや家畜や人が落ちて危ないということで、
なんと、「害獣扱い」されて、
駆除されたりしていた地域があるそうで、
数が激減してしまい、現在は保護対象になっているのです。
ちなみに、
ウォンバットの巣穴は200メートルくらいで、
蟻の巣のように入り組んだ作りだそうで、本当に凄い能力ですよね!
こんなに可愛いのに・・・
日本でペットに出来ないのが悔やまれます!
じゃあ、海外ではペットに出来るの?
オーストラリアに目を向けてみましょう。
オーストラリアでは飼える?
ウォンバットは、
オーストラリアの東部やタスマニア島の沿岸部などにいるそうです。
野生のウォンバットはオーストラリアのみだそうで、
地域によって飼える所と飼えない所があるそうです。
どうしてもペットにしたい方は、
オーストラリアに移住すれば、可能性はあるかも?
オーストラリアの暑くて乾燥した気候は、
ウォンバットにとって最適なのか、
オーストラリアにいるからそうなったのかは分かりませんが、
消化に14日もかかるそうなんです。
ゆっくりゆっくり栄養を吸収するのだそうで、
湿度が高かったら、腸内で食べ物が腐ってしまいそうですよね。
人間と違って動植物は、環境に適応して進化できるので、
オーストラリアで生き抜く術を身に付けてきたのでしょうね~
なんて、素敵な動物なんでしょう。
日本ではペットに出来ないとなると、動物園で見るのも手ですね。
ウォンバットがいる動物園
他の動物と同様に、ウォンバットも日本の動物園にいるそうです!
日本で、見られる動物園は
●五月山動物園の「ユキ」
●東山動植物園の「ウォレス」
●茶臼山動物園の「スミレ」
上記の3ヶ所で、見られるそうですが、
繁殖が大変難しいらしく、
この子達は高齢なので、近い将来日本では見られなくなるかもしれないとの話もあるので、
一目でも会いたい方は、急ぎましょう!
ただ、動物園で実物を見られるのは素敵なことだと思いますが、
ある意味、見ることは出来ない希少価値、自然の中での有りのままの姿を映像で見て、
想像を巡らしながらワクワクするのも楽しいものです。
ウォンバットが可愛い~まとめ~
ウォンバットの可愛い容姿、
蟻のような巣を作る素晴らしさ、
お腹の袋が上下逆に付いている進化の凄さ、
そして、何より「オシリ」を防御に使う動物が他にいるでしょうか?!
人間の身勝手で、数が減ってしまい、
保護動物となり日本ではペットには出来ないのですが、
オーストラリアでは、自然でノビノビ生きているウォンバットは見られる訳ですし、
ありのままの姿が1番かもしません・・
最後にもう一つ、
ウォンバットのキュートなポイントをお伝えします。
ウォンバットは、歯が永久に伸びるそうで、
硬い木々などを食べることで、歯を削っているそうなんです。
そうしないと、永遠に伸び続け、口に収まらず、
トドのようにつきだしてしまうらしいんですね。
その姿を想像しても、またたまらないです。
ウォンバットなどの、げっし類は、ものすごい種類があり、
あまり重要視されていないとのことで、
研究家があまり熱心に研究を進めないとの話がありまして、
そうなると、ウォンバットの色々な特徴や進化の仕方、
その他更に秘めた武器があるかもしれませんが、
まだまだ、謎めいた魅力が尽きない動物ともいえるでしょうね。