呑べえの僕はカワウソ(獺)と聞くと、
山口の酒『獺祭』(だっさい)をつい思い浮かべてしまう。
カワウソには獲った魚を並べる習性があり、
その様子が「祭りの出店」のようだから獺祭。
普段使う機会はありませんが、
実際に存在する言葉なんですよ。
今回は銘酒・獺祭の美味しさを皆さんに……
ではなく、ニホンカワウソのお話です。
「ニホンカワウソっていうくらいだから、
日本のカワウソってことだね」
そう、カワウソは北海道から九州まで、
日本のどこででも、普通に見られた動物だってご存知でしたか?
近頃は愛玩動物扱いのカワウソですが、かつては日本の河川にいくらでもいて、
現在は絶滅したとされています。
絶滅種に指定されたのは2012年。
「最近だ。それなら生き残りがいるのでは?」
と考えたくなりますよね。
実は、ニホンカワウソらしい動物の目撃は今もあるんです!
これまでも、いっぱいありましたよね。
それらの審議と、生存の可能性について迫っていきます。